新しく見える賃貸物件であっても、リフォームされた古い物件の場合もあります。
賃貸物件を選ぶときは、築年数を見て自分が求めている物件かどうか判断することも必要です。
ここでは、築浅と築古のそれぞれの特徴についてご紹介します。
賃貸物件の築年数とは何か
築年数とは、建物が建てられてから経過した年数について示しているものです。
業者によっても違いがありますが、目安としては建てられてから5年未満を「築浅」と定義していることが多いようです。
また、建てられてから20年以上経過しているものを「築古」としており、まだ誰も住んだことがない、建てられてから1年以内の物件を、「新築」としています。
築浅は、家賃が高く設定されている傾向があり、築年数が長く経過しているものは、家賃が安くなっている傾向があります。
注意しておきたいのは、耐震性についてです。
1981年6月以降のものは新耐震となっており、震度6~7の地震があっても問題ないように造られています。
それ以前のものでも、すべてが心配な建物というわけではありませんが、よく考えて判断することをおすすめします。
賃貸物件の築年数と築浅について
建設から5年経っていない建物を築浅としていることが多いのですが、メリットもたくさんあります。
一つは、設備が新しく、機能性の高いものが導入されている点です。
便利な機能が付いている物件が多いので、快適に暮らすことができます。
汚れがなく見た目もきれいなので、気持ちよく使えるという魅力もあります。
セキュリティーに力を入れている賃貸物件も多いので、安心して生活できることでしょう。
しかしながら、家賃が高めのものが多いというデメリットもあります。
また、まだあまり人が住んでいないことが逆にデメリットになる場合もあり、塗料のニオイなどの問題があってもそれに気づきにくいこともあります。
賃貸物件の築年数が古い物件を選ぶことについて
古い物件を築古と呼びますが、こちらにもメリットがあります。
一つは、家賃が安めになっていることです。
できるだけ生活にかかる費用を抑えたい方にとっては、注目したい点だと言えるでしょう。
古い賃貸物件でも、きれいにリフォームされているものもあります。
デメリットは、旧耐震基準で建てられているものもあり、地震に対して心配なものもあることです。
古い賃貸物件を選ぶときは、耐震基準を確認したり、耐震リフォームがされているものを選んだりすると良いでしょう。
まとめ
賃貸物件の築年数とは、建設からどれくらい経過しているのかを示しているものです。
築浅と築古の両方にメリット・デメリットがありますので、よく考えて慎重に選ぶようにしましょう。