賃貸物件を探していると必ず目にする間取り図。
間取り図のなかに記載のあるアルファベットや線の使い方などから、いろいろな情報を得ることができることをご存じですか?
今回は、それぞれの記号があらわす意味や内覧の必要性などをご紹介していきたいと思います。
賃貸物件のお部屋探しでもおなじみの間取り図の記号の意味
おそらく誰もが一度は目にしたことのある間取り図。
賃貸物件のお部屋探しやマイホーム購入でもおなじみの間取り図を正しく読み取ることで、部屋の位置・広さ・窓やドアの位置などのいろいろなポイントを把握することができます。
さらに、記載されているアルファベットや記号の意味をきちんと理解しておくことでもっと想像力を働かせてお部屋探しをすることができるというメリットも。
たとえば、よくあるアルファベット表記の意味は下記のようになっています。
●K、DK、LDK:キッチン、ダイニング・キッチン、リビング・ダイニング・キッチン
●WC:トイレ
●UB:ユニットバス
●S:サービスルーム
●CL、WIC:クローゼット、ウォーク・イン・クローゼット
●SB、SIC:シューズボックス、シューズ・イン・クローゼット
また、「PS」は配管のためのパイプ・スペース、「MBPS」はガス・電気・水道などのメーターがあるメーターボックスなど、暮らしに直接はかかわってこないけれど理解しておくと安心のものもいくつかあります。
賃貸物件は間取り図のみでの判断はNG?内見の必要性とは
賃貸物件でも分譲物件でも、しっかりと読み取ることで、お部屋のサイズ・方角・扉や窓の位置や開き方・収納の有無などを判断することができる間取り図。
希望の条件を満たしている物件かどうかという点も判断できますし、実際に居住することになったときの生活動線・日当たり・風通しなどをイメージしやすくしてくれるという点も、間取り図の大きなメリットです。
しかし、やはり自分や家族の暮らしのベースとなるお部屋だからこそ、実際に目で見て雰囲気を確認したり、設備の充実度や実用性などを確かめたりすることも大切になります。
一般的には、気になる賃貸物件などを見学に行くことを指す「内見」に対して、新築物件の完成した姿を見に行くことが「内覧」と呼ばれていますが、どんな物件でもできる限り内見や内覧というかたちで足を運ぶようにしましょう。
最近は、VRでの内覧や360度のパノラマツアーなどのサービスを提供している物件もありますので、積極的に利用してみてはいかがでしょうか?
まとめ
間取り図を見ていると、自然と新生活のわくわく感が高まるもの。
描かれた記号や線の意味を理解することで、お部屋探しがぐっとラクにより楽しくなりますよ。