賃貸物件で新しい生活をスタートする際に、寝具は布団にすべきか、ベッドにすべきか悩む方も多いのではないでしょうか。
人生の3分の1は寝ていると言われるほど、睡眠は暮らしにとって大きな範囲を締めると言われています。
心地よく眠れるように、寝具選びもしっかりと考えて決めたいところですね。
賃貸物件の寝具は布団派?ベッド派?~ベッドのメリットとデメリット~
最近、若い世代では、寝具にベッドを選ぶ方が多いようです。
さまざまなデザインのベッドが通販でも簡単に手に入り、お部屋のイメージに合うベッド選びは楽しいもの。
寝具をベッドにすることで、いつでも横になることもできますし、座って本を読むなど、くつろぐことも可能です。
体に負担が少ないように開発されたマットレスも多く販売されており、睡眠の質を考えるとマットレスも妥協できません。
しかし、ベッドは幅をとるため、賃貸のお部屋の広さとのバランスを考える必要があります。
他の家具の置き場所も考えながら、ベッドをどのように置くか、検討しなくてはなりません。
賃貸物件の間取りや広さによっては、ベッドを置くことで、部屋全体がとても狭く感じてしまうなどの可能性もあるので注意が必要です。
また、ベッドの場合マットレスなども揃える必要があり、布団一式そろえるよりもお値段がかかってしまうなどのデメリットもあります。
引っ越しの際も、ベッドを運ぶのにお金がかかることや、処分する場合でも、お金がかかることがほとんどです。
賃貸物件の寝具は布団派?ベッド派?~布団のメリットとデメリット~
一方で、布団はベッドに比べると、安価にそろえることが可能ですし、引っ越しの際も比較的簡単に持ち運びできます。
また、クリーニングや天日干しもできるので、洗えないマットレスよりも清潔に保てます。
日中はたたんでしまえば、お部屋のスペースを広く使うことも可能ですし、いつでも横になれるベッドとは違い、生活のメリハリもできます。
ベッドの場合、下にホコリが溜まるなど、掃除の不便さがありますが、布団はそのような心配もありません。
しかし、毎回敷いたりたたんだりしなければならないので、疲れて帰ってきたときなどは面倒に感じるかもしれません。
敷きっぱなしにしてしまうと、カビなどの原因にもなりますので、衛生的にもあまり良くないでしょう。
また、布団は床との距離が近いので、部屋をいつも清潔に保っていないと、ホコリやハウスダストを吸い込みやすいというデメリットもあります。
アレルゲンに敏感な方は注意が必要です。
まとめ
ベッドと布団それぞれメリットとデメリットがあります。
お部屋が和室であれば、布団の方が無難ですし、インテリアにこだわりがある方はお洒落なベッドを選んでみても良いかもしれません。
生活のスタイルや、賃貸のお部屋の広さなどに合わせて検討してみましょう。