引っ越しなど、新しい住居に移る時には初期費用が必要になります。
約半年分の家賃が初期費用と言われますが、できるだけ費用はかけずに新居に移りたいという方もいるはず。
初期費用の安い物件もありますが、初期費用が安いことについては理由があります。
理由を把握してから、メリットなどを考えて選ぶようにしましょう。
初期費用が安いことには理由がある!
初期費用の中には敷金や礼金、仲介手数料などが入ってきますが、同じ家賃であっても敷金や礼金によっては初期費用が変わってくるようになります。
初期費用が安い賃貸物件は、この敷金と礼金が基本的にゼロになっていることで費用が安くなっています。
礼金がゼロになっている理由としては、物件が駅からのアクセスがしづらいことや、築年数が数十年になっているという場合があります。
空室のままでは管理も大変になってしまうため、誰かに入ってもらえるように初期費用の礼金をゼロにしています。
また、敷金がゼロになっている賃貸物件では、ほとんどの場合賃貸物件を退室する際に、クリーニング代を支払うことになります。
そのため、入居の時には初期費用の敷金はゼロにして、退室時に追加で費用を払ってもらうことから、敷金がゼロに設定されています。
初期費用の安い賃貸物件のメリットやデメリットについて
初期費用が安い賃貸物件は、敷金礼金がゼロになっている代わりに、家賃自体が割高に設定されている場合があります。
退室時のクリーニング代によるトラブルも起こることがありますが、最近では入居の時にクリーニング代について伝えられることも多くなっているため、事前に金額を把握しておくか、クリーニング代が退室時に発生するのかを聞いておきましょう。
引っ越しをしたくても、初期費用にするためのまとまったお金がないという時や、初期費用が用意できずに引っ越しを諦めることになりそうだという方には、初期費用の安い賃貸物件はおすすめです。
初期費用が安いことで、ワンランク上の物件を選ぶこともできるようになっているので、初期費用の負担を軽減させたいという方には大きなメリットとなっています。
また、短期間だけ入居したいという方であれば、トータルでの費用も安く済ませることができるため、短期入居の場所としてもおすすめです。
まとめ
賃貸物件に入居する際には、初期費用が必要になってくるので、まとまったお金を事前に用意しておかなければいけません。
初期費用を用意するのが難しい場合には、初期費用の安い賃貸物件を選択肢にいれてみるのもおすすめです。