引越しが決まると、その準備に慌ただしい日々が続きます。
新しい家具を用意したり、業者を手配したり、荷造りをしたり・・・
白物家電の下準備も忘れてはいけません。
下準備をきちんとしていないと、いざ運搬の際にトラブルになってしまう事もあります。
今回は転居当日に慌てないよう、予め準備していただきたい事をご紹介します。
引越しの下準備は10日前から!?
引越しの準備は、なんと10日程前から始めるのがベストです。
まずは冷蔵庫の中身を確認してみましょう。
理想的なのは、転居する当日までに食材を全て使い切ってしまう事です。
冷凍食品を買い溜めしている方も多いですが、残ってしまった食品は、引越しの際に新居に持っていくか、捨ててしまう事になります。
これから新しく買い足すのは控えて、引っ越しまでの献立をたてましょう。
棚にしまってあるカップ麺やインスタント食品も使い切ってしまうと、さらに運搬する荷物が少なくなりますよ。
引越しの前日にやるべき事とは?
冷蔵庫・洗濯機は前日に水抜き作業が必要になります。
それぞれの手順をご紹介します。
冷蔵庫の水抜き
まずは前日の夜に、中がスッキリした冷蔵庫のコンセントを抜いておきます。
翌日には冷蔵庫の下にある水受けトレイ(または後部にあるタンク)に水が溜まるので、その水を捨てます。
中の製氷機などの水を捨てるのも忘れない様にしましょう。
庫内の霧も溶けてくるので、溶け出た水分をきちんとふき取り、引越し直前まで冷蔵庫のドアをあけっぱなしにしておきます。
洗濯機の水抜き
吸水ホースの水抜きは、まず蛇口を閉めた状態で1分ほど標準コースで回して完了です。
次に排水ホースの水抜きですが、実は洗濯層の底には、ある程度の水が溜まっています。
乾燥機能が付いている場合は、中が空のまま一度乾燥するのが最適ですが、乾燥機能が付いていない場合は、脱水した状態で洗濯機を少し傾けて排水を抜きましょう。
これでも完全に水抜き出来たとは言い難いので、さらに引越し当日には、ホースから排水が漏れ出てもいいよう、ホースの先にスポンジや雑巾を巻きつけます。
ホースの口を上に下状態で洗濯機にテープで留めておくと、運搬の際にも安心です。
当日は運搬業者と協力して、スムーズに作業が出来るよう心掛けましょう
そしていざ引越しの当日。
事前に準備しておいた冷蔵庫・洗濯機ですが、運搬の際に扉や蓋が開いてしまわないよう、テープで留めておくようにしましょう。
引越しは、家電をきれいにする良い機会です。
特に冷蔵庫は、常に食材や調味料が入っているので、なかなか掃除する機会もないのではないでしょうか。
キレイになった家電なら、新居でも気持ち良く使用する事ができますね。