横須賀市北部、横浜のお隣りに位置する「追浜駅」は、一言でいうと産業・歴史・スポーツの街です。飲食店や商店街なども活気があり、生活するにはとても便利で住みやすい街です。また、コロナ前は1年を通してイベントが活発に行われ、特に「追浜祭り」「Yフェスタ追浜」「日産カップ車椅子マラソン」「追浜マラソン」など駅周辺で賑やかに行われます。だんだんとコロナ以前の賑わいも戻ってきました!
【産業】
追浜を代表する工場のひとつ「日産自動車(株) 追浜工場」東京湾に面した横須賀市夏島に位置し、わが国初の本格的乗用車工場として1961年に操業を開始しました。最新技術の導入に意欲的に取り組み、1970年には業界初の溶接ロボットを導入。世界でも屈指の自動化の進んだ乗用車組立工場として発展してきました。現在は、月間8万台を出荷できる専用埠頭のほか、さまざまな分野の基礎研究を行う総合研究所やテストコースも隣接しています。 海洋研究開発機構(JAMSTEC)横須賀本部が置かれ、研究船の母港とされています。毎年5月には一般開放され、潜水調査船「しんかい」などの見学もでき、多くの見学者が訪れます。
他には、住友重機械工業横須賀造船所や岡村製作所などの工場も所在しています。
【歴史】
有名なところでは「夏島貝塚」が知られています。縄文初期の縄文土器が出土し、これらは9千年以上前とのデータがあり、この時代既に夏島に人が住み、漁労・採集・狩猟による生活を営んでいたことが明らかになっています。また、1916年(大正5年)に横須賀海軍航空隊が置かれ、日本海軍の部隊・教育機関とし、特に整備科航空予備学生の教育は、横須賀海軍航空隊の主要施設である追浜飛行場で実施されていました。
【スポーツ】
駅から湘南鷹取の住宅地を抜けると「鷹取山」(駅から徒歩20~30分)があります。ここはクライミングの練習場として有名であり、ハイキングコースとしても親しまれています。横須賀スタジアム(駅から徒歩15分)は、横浜DeNAベイスターズの2軍の本拠地とされています。毎年7月には「追浜デー」が開催され、選手と子供たちの交流も行われています。日産カップ追浜チャンピオンシップ車椅子マラソンは、毎年12月に開催され国内トップレベルの選手が出場するロードレースに加え、障がいをもつ子供たちへのスポーツ講習会や車いす体験など、車いす陸上競技の総合大会として開催されています。追浜マラソンは毎年2月に開催され、2キロ、3キロ、5キロ、10キロのコースで小学1年生から参加が可能です。特に10キロのコースは日産追浜工場内のテストコースを走ることができ、全国からランナーが集まります。
★商店街が運営する追浜ワイナリーで造る「ヴェルニーワイン」。追浜商盛会は、空き店舗の活用対策で継続性と収益性を考え、2005年2月より醸造免許を取得し、ワインの醸造を行っています。 関東学院大学、商店街、工業会など地元の方々の協力を得て、毎年手造りされています。
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