賃貸物件で生活をしているとき、電気の使い過ぎでブレーカーが落ちてしまうと困りますよね。
ブレーカーを落とさないためにはアンペア数を上げれば良いのですが、どのような手続きが必要なのか分からない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、賃貸物件のアンペア数を変えたい場合の方法や注意点をご紹介します。
賃貸物件のアンペア数を変える方法とは?
アンペア数を変えたいと思ったら、まずは管理会社や大家さんに連絡しましょう。
アパートやマンションのような集合住宅だと、使用できる電気の最大容量が限られている場合があります。
最大容量を超えてアンペア数を変更する場合、ブレーカーの交換や配線工事などが必要になるかもしれません。
管理会社や大家さんの許可が下りたら、次は契約している電力会社に連絡しましょう。
ご自身が希望しているアンペア数に変更ができるか、工事が必要かなどを確認します。
工事が必要であれば、再度管理会社や大家さんに連絡して許可を得てください。
ちなみに工事の必要ないアンペア数の変更については、ブレーカーの容量を変更するだけで済みます。
電力会社に連絡し、契約者立ち会いのもと作業をおこなってもらい終了です。
賃貸物件のアンペア数を変えたい場合の注意点とは?
アンペア数を上げると基本料金が高くなります。
変更手続きをおこなう前に、どのくらいの差が生じるのかシミュレーションをしておくと良いでしょう。
また多くの場合アンペア数の契約を変更できる期間は1年単位です。
季節ごとにアンペア数を変更して電気料金を下げることなどはできません。
電気料金を抑えたいがために限界容量付近のアンペア数に設定してしまうと、電気が足らずにブレーカーが落ちてしまうかもしれません。
1年間でもっとも電気使用量の多い月を目安にして、アンペア数を決めると良いでしょう。
賃貸物件の場合は契約する際に原状回復の約束をしています。
退去時には元のアンペア数に戻しておく必要があるかもしれません。
退去が決まったら、管理会社や大家さんの指示を仰いでください。
最後に、補足として一人暮らしと二人暮らしの場合、どれくらいのアンペア数が適切なのかを見ていきましょう。
一人暮らしの場合は20アンペアは必要です。
10アンペアだとドライヤーやエアコンのように消費電力の多い家電を同時に使った場合、ブレーカーが落ちてしまうため20アンペアあれば安心でしょう。
二人暮らしの場合は家電を使うタイミングを調整すれば、20アンペアでも問題ありません。
心配であれば30アンペアにしておくと良いでしょう。
まとめ
賃貸物件のアンペア数を変えたい場合は、管理会社や大家さんに連絡して許可をもらいます。
変更が可能であれば電力会社に連絡し、希望のアンペア数に変えてもらいます。
退去の際は原状回復をおこなう必要があるので、管理会社や大家さんに連絡し指示を仰ぎましょう。
賃貸物件のなかでも、いわゆる「高級」とされる物件には、コンシェルジュサービスを提供しているものもあります。
今回はこのコンシェルジュサービスについて、まずは「コンシェルジュサービスとは何か」といった概要を解説したうえで、コンシェルジュサービスがある賃貸物件を選ぶメリットも挙げていきますので興味のある方はぜひチェックしてみてください。
賃貸物件におけるコンシェルジュサービスとは?
高級賃貸物件の一部で提供されている「コンシェルジュサービス」とは、コンシェルジュが入居者の生活を快適で便利にするためのさまざまなサポートやアシストをしてくれることを指します。
おもなコンシェルジュサービスの内容は以下のとおり。
●来訪者の受付応対や案内
●宅配された荷物の受け取り(一時預かり)や宅配便の取次
●クリーニングの取次
●タクシーの手配
●家事代行やハウスクリーニング・医療相談など、各種業者のご紹介
ちなみに管理人とコンシェルジュとの違いは「管理人の業務はあくまで点検や清掃、巡回など建物の維持管理が中心であるのに対して、コンシェルジュは入居者のサポートやアシスト業務をおこなう」という点です。
コンシェルジェサービスがある賃貸物件を選ぶメリット
入居者の生活を快適で便利にするために、さまざまなサポートやアシストをしてくれるコンシェルジュ。
そんなコンシェルジュサービスがある賃貸物件を選ぶことには、以下のようなメリットがあります。
●コンシェルジュがさまざまなサポートやアシストをしてくれる分、時間や手間の負担が軽減できるので生活の質の向上につながる
●物件への訪問者に対しては、コンシェルジュが対面して応対してくれるので不審者が来るリスクが下がり、防犯面でも大いに役立つ
●コンシェルジュサービスがある賃貸物件というのはかなり物件数が限られているので、そこに住むことでステータス感が得られる
もちろん、コンシェルジュの人件費がかかる分「家賃または管理費や共益費が高くつく」という可能性は高くなります。
また、「自分のことは自分でおこないたい方にとってはただのムダになってしまう」というデメリットもあるでしょう。
しかし、多少のお金を払ってでも快適で便利な生活を手に入れたいという方にはおすすめのサービスです。
まとめ
今回は高級賃貸物件の一部で提供されているコンシェルジュサービスについて解説しました。
コンシェルジュサービスを提供している賃貸物件はかなり限られた数ではありますが、快適さ、便利さ重視の方にはおすすめですのでぜひ探してみてください。
ペット可の賃貸物件で猫を飼いたいとお考えの方は多いのではないでしょうか。
ペットは犬・猫・インコなどさまざまですが、あまり手がかからない猫はおすすめです。
そのマイペースな可愛さで日々の疲れやストレスを解消してくれる猫。
しかし、ある日突然夜鳴きで悩まされてしまう、というケースもあります。
今回は賃貸物件で猫が夜鳴きをしてしまう時の原因と解決方法についてご紹介します。
賃貸物件で猫を飼う際に知っておきたい夜鳴きの原因とは
猫の夜鳴きの原因として考えられるものは、大きく分けて2つあります。
それは心理的要因と身体的要因です。
それぞれ詳しくご紹介していきます。
心理的要因
寂しがりやや甘えん坊の猫は、夜鳴きをしてしまうことがあります。
何か寂しくなってしまう出来事が、きっかけになってしまっているケースも考えられます。
たとえば、出張や旅行などで家を空けてしまった際、猫が不安になってしまい、それがトラウマになって夜鳴きが始まってしまうケースです。
このような場合は後述しますが、猫の精神を安定させる対策が必要と言えるでしょう。
身体的要因
甲状腺機能亢進症、いわゆるバセドー病と呼ばれる、人もかかる病気になってしまった場合は、夜鳴きが始まる原因として考えられます。
飼い猫が高齢であれば、若い猫に比べて罹患しているリスクが比較的高いため、受診することも検討しましょう。
賃貸物件で猫が夜鳴きしたときに知りたい解決方法とは
猫の夜鳴きの解決方法として、そもそも夜鳴きを抑制するというもの、周囲の住宅への影響を軽減するものなどがあります。
それぞれについて解決方法を見ていきましょう。
防音シートを活用する
猫の夜鳴きが近所迷惑になるのではないか、とまず不安になってしまいますよね。
防音シートを活用すれば、そういった外部への影響が軽減されます。
壁に貼るタイプのものもありますが、賃貸物件では原状回復をして退去しなければならないので、使用方法には注意が必要です。
フェリウェイを活用する
フェリウェイとは、猫の仲良しフェロモンと呼ばれるフェロモンを発生させ、精神の安定をはかるものです。
スプレータイプや、コンセントに指す芳香剤タイプなどありますので、夜鳴き抑制に役立てましょう。
まとめ
今回は、賃貸物件で猫が夜鳴きをしてしまう場合の原因と解決方法についてご紹介しました。
問題行動が起こってしまった場合も、適切に対応していくことで良好なペットライフが築けます。
ぜひ今回の内容を参考にしていただき、お悩み解消のお役に立てていただければ幸いです。
アパートやマンションには、区分保有法により「専有部分」と「共用部分」が設定されています。
専有部分とはマンションの所有者個人が所有している部分です。
それに対して共有部分とはマンションの所有者全員で共有する部分のため、周りに配慮して使用する必要があります。
なかでもベランダとバルコニーは少し特殊で「専有使用ができる共有部分」です。
賃貸物件の共用部分や、ベランダとバルコニーの使い方について解説します。
賃貸物件の共用部分:ベランダの使い方とは
ベランダは火災や自然災害など緊急時には、設置されている避難はしごや、仕切り板を蹴破って脱出できるようになっています。
ベランダは床を改造することで、雰囲気が変わるだけではなく、汚れが目立ちにくくなるメリットがあります。
ただし穴を開けるなど原状回復が必要な大規模なDIYは避け、床に敷くだけの簡単な方法を選びましょう。
使いやすい材料には、人工芝、タイル、ウッドパネルなどがあります。
これらを敷くと水捌けが良くなったり、見た目がおしゃれになったりします。
DIYをおこなえば、賃貸物件特有の無機質なデザインを自分好みに変えられます。
小さな子どもがいる場合、夏の暑い時期にベランダでプール遊びをさせたい方は注意が必要です。
禁止されていなくても、子どもの声や下階や隣への浸水で、他の住人に迷惑になる可能性があります。
トラブルを避けるために、どうしてもプールで遊ばせたいときは短時間で、水の漏れには十分注意して楽しむようにしましょう。
賃貸物件の共用部分:バルコニーの使い方とは
バルコニーとベランダはの違いは屋根があるかないかで、屋根があるのをベランダ、ないのをバルコニーと呼びます。
屋根のないバルコニーはしっかりと陽が当たるため、家庭菜園や趣味のガーデニングに向いています。
また広いスペースがあれば、テーブルや椅子などのインテリアを置くことで、オープンテラスのようなくつろぎの空間を楽しめます。
家にいながらも外の空気を吸って、お茶をしたり読書をしたりして気分転換できるためおすすめです。
しかし注意点として、バルコニーには緊急時の避難通路としての役割があるため、避難の邪魔になるような大きな物を置くことは避けましょう。
まとめ
賃貸物件のベランダやバルコニーは洗濯物を干す以外にも、さまざまな使用方法があります。
趣味や癒しの空間としても使えますが、共用部分でもあるとの意識を持ち、周りに迷惑にならないよう、マナーを守って使用しましょう。
わたしたちが居住する賃貸物件には、普通借家契約と定期借家契約の2種類の契約方法があります。
最近、定期借家契約の賃貸物件が増えているのを知っていますか?
テレワークやフリーランスでの働き方が浸透してきたこの時代、新しい価値観で賃貸物件を探す方が増えてきています。
今回は、定期借家契約の賃貸物件のメリットとデメリットについてご紹介します。
定期借家契約とは?そのメリットも解説
定期借家契約とは、契約期間が短期に設定されており、原則として契約期間が終了したら更新はせず退去することが前提となっています。
シェアハウスやマンスリー契約の賃貸物件などによく使われています。
一方普通借家契約では、契約期間中の居住が認められ、継続したい場合は契約の更新をすればその賃貸物件に入居し続けることができます。
通常、賃貸物件を契約をする場合は、普通借家契約で契約をすることが多いです。
定期借家契約の賃貸物件に住むメリットは、以下のとおりです。
短期間での賃貸借契約ができる
単身赴任や出張、企業の新人研修など、期間が決まっている入居の場合は定期借家契約の賃貸物件がおすすめです。
賃料を一括払いできる
賃料を一括で支払えるので、賃料の延滞や未払いなどの心配がありません。
住居者が長く居座る可能性が低い
トラブルを起こした入居者は退去することが多いため、いわゆるご近所トラブルが起きにくく安心して暮らせます。
期間が決まっている居住や、頻繁に住む町を変えたいといった短期間での利用にはとてもメリットがあります。
定期借家契約のデメリット
次に、定期借家契約のデメリットを解説します。
途中解約ができない
定期借家契約の賃貸物件の場合、基本的には途中解約はできません。
もし、その物件に住み続けたい場合は大家さんとの交渉が必要になります。
退去させられる可能性がある
騒音などのトラブルを起こした場合、退去を命じられる可能性があります。
定期借家契約の賃貸物件でトラブルを起こした場合、一度退去すると再契約ができなくなる可能性が高くなります。
定期借家契約の賃貸物件の場合、短期間の居住を前提としているので長く住み続けたいと考えている方にはあまりおすすめではありません。
まとめ
定期借家契約の賃貸物件は、自由な生活ができる選択肢のひとつです。
今後も需要が多くなっていくでしょう。
全国で暮らしてみたい、もっと自由な暮らしがしたいと考えている方は、定期借家契約の賃貸物件に住んでみるのも良いかもしれません。